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2016リオオリンピック サッカー日本代表帯同報告

2016/10/07

私が、2013年から継続的にチームドクターとして活動しておりましたU23サッカー日本代表チームは、本年1月のU23アジア選手権(リオオリンピックアジア最終予選)を優勝し、アジアチャンピオンとしてリオオリンピックへ参加することとなりました。

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>>AFC U-23選手権 カタール2016

 
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チームは2016年7月19日に千葉・幕張に集合して、
21日に西回り・ロンドン経由にてブラジルへ向かいました。
ロンドンまで12時間、トランジットで5時間待って、サンパウロまで12時間。
さらに3時間待って、最初の合宿地アラカジュまで3時間。

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合計35時間程度の長〜い移動時間を経て、アラカジュという港町に入りました。ここで28日まで直前合宿を行いました。

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その後ブラジルオリンピックチームとの国際親善試合のために、ゴイアスに移動しました。
7月30日に開催国ブラジルと大会前最後の試合を行いました。開催国ブラジルはネイマールがキャプテンで参加し、オリンピック初優勝を目指しており、試合は一方的に押し込まれる展開となりました。結果0−2で負けましたが、大会前に優勝候補チームのレベルを体感できたことは、チームのためにプラスになったことと思われました。

翌31日にオリンピックの初戦と2戦目を戦うマナウスに入りました。
マナウスはアマゾン川の支流であるネグロ川に面した、熱帯雨林の中の都市です。湿度が高く80~90%もあり、蒸し暑いところでした。

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ここから宿舎はオリンピックの管轄となり、予選リーグB組であるわれわれは、日本・ナイジェリア・スウェーデン・コロンビアが同じホテルに宿泊しました。毎日の食事はビュッフェスタイルであり、ブラジルのソウルフードでありますフィジョンを始めとした料理が用意されました。

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現地の方はフィジョンをご飯にかけて食べるようです。私も食べておりましたが、味は?という感じでした。他には、オリンピックのスポンサーであるコカコーラ社の製品が、飲み放題になりました!

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選手達のコンディションは問題無く、初戦を迎えることが出来ましたが、ナイジェリア戦は残念ながら4−5で、大事な初戦を敗戦してしまいました。このような短期決戦の大会では、初戦の入り方がとても重要になります。今回も初戦に負けたことが、最後まで響くことになりました。2戦目はコロンビア戦。初戦よりは緊張も取れて、日本の思惑通りの試合運びとなっていましたが、後半に入り2失点。この後、2点を返して2−2で終了。引き分けとして、最終戦に決勝ラウンド進出の望みをつなぎました。

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翌日に最終戦が行われるサルバドールへ移動。サルバドールは赤道近くの港町で、ポルトガル植民地時代の首都であります。マナウスに比べると湿度が低く、大分蒸し暑く無くなりました。最終戦は1敗1分け勝ち点1同士のスウェーデンとの対戦となりました。この時点でナイジャリアは2勝勝ち点4で、すでに決勝ラウンド進出を決めておりました。コロンビアは2分け勝ち点2でした。コロンビアは最終戦ナイジェリアであり、勝てば決勝ラウンドへ進出。コロンビアが負けるもしくは引き分けてわれわれが勝てば、われわれの決勝ラウンド進出となります。スウェーデンも同じ条件です。試合は1−0で大会初勝利となりましたが、コロンビアが2−0でナイジェリアに勝ったため、日本の予選リーグ敗退が決まりました。その晩にホテルに戻って後片付けをして、翌日全員で記念撮影を沢山して、帰国の途につきました。

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最終日、選手からスタッフ全員にサイン入りの記念ユニフォームが配られるという、うれしいサプライズがありました!

われわれはオリンピックでのメダル獲得を目標にやってきましたので、残念でくやしい結果となりました。しかし、大会を通じて大きな怪我人がなく、選手達のコンディションは良好であったのが、われわれメディカルスタッフにとっては準備から含めた活動の成果であったと思っています。

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オリンピックサッカー日本代表のドクターは、一生に一度しか経験出来ないと思い、やれることは全てやろうと活動した3年間でした。医局の皆さん、協力ありがとうございました!!

img_4071  髙木 博