三原国際研究基金授与
2017/07/24
三原国際研究基金を、安田知弘先生が授与されました。
三原国際研究基金とは・・・
昭和大学藤が丘リハビリテーション病院整形外科講師 三原研一先生(昭和59年昭和大卒)は、平成23年5月26日ご逝去されました。闘病中も「英語論文執筆サポーター」を執筆なさり、ご逝去後になりましたがメジカルビュー社より出版いたしました。若い医局員が英文論文を沢山執筆すること切に願っておられました。
ご遺族より三原研一先生の願いを希望としたご寄付があり、『三原国際研究基金』が開設いたしました。英文論文掲載、国際学会発表での活躍した先生に、役員選考のうえ授与されております。
受賞者挨拶
講師 安田 知弘先生
『A Gustilo Type 3B Open Tibial Fracture Treated with a Proximal Flexor Hallucis Longus Flap: A Case Report 』
Tomohiro Yasuda, Masayuki Arai, Kaoru Sato, Koji Kanzaki.
Journal of Orthopaedic Case Reports 2017 Mar-Apr: 7(2):1-4 (IF 2015:0.675)
この度は、三原国際研究基金と栄誉ある基金を頂きました。心より光栄に存じます。
三原研一先生には、手から肩関節までの(上肢)分野で、我々後輩であるすべての医局員へ臨床を通し教育をして頂きました。私自身、縫合の方法から指、肘関節の手術まで直接三原先生に手術の指導して頂いたことは、非常に貴重な経験と糧になっております。今回の論文は上肢ではありませんが、軟部組織再建である手の外科領域を応用した手術手技の論文であり、少しは恩返しができたかもと思っております。
また、日々の論文を作成するにあたり協力して頂いた新井先生、佐藤先生、神﨑先生、診療を支えて下さった医局員の方々、軟部組織再建を学ぶ機会を与えて下さった小原先生、渥美先生、軟部組織再建を指導して下さった湘南鎌倉の土田先生に感謝いたします。