ORS orthopaedic research society 2018 参加報告
2018/03/26
Orthopaedic research societyアメリカ整形外科学会基礎は、年に1回アメリカで開催される整形外科の基礎系最大の学会です。そのORSの開催地は、今回ニューオーリンズです。4年前から参加しラスベガス、オーランド、サンディエゴとメジャーな観光地でしたが、今回は…。
家族や後輩にも不人気で1人で参加し発表することになりました。ニューオーリンズはアメリカ中南部にあります。フランスの統治下にあった町でフランスの文化が色濃く残っております。フレンチドーナッツが有名な、カフェ ドゥ モンドです。現地で留学中の瀬上一家と合流しました。夜はバーボンストリートのカニハンバーグ屋 オシアナグリル(クラブケーキ)を食べました。
見所は、セントルイス大聖堂:現存するアメリカ最古の大聖堂 1794年
Jackson squareが手前にある広場で、その写真に写っている銅像はアンドリュー ジャクソン:7代目アメリカ大統領 (1815年 ニューオリンズ戦争(対英軍)で勝利)です。
町は海面からの高さが低く、ミシシッピ川が流おり海も近くハリケーン(カトリーナ)による災害にて洪水に見舞われた過去もあります。今では、町は復興しております。(写真:ミシシッピ川クルーズの蒸気船NATCHEZ号)
学会は、今年から抄録のエントリーにもお金がかかるようになり参加費や渡航費もかさみます。もちろん発表をしっかり行いORSを終えました。内容は画像解析で転子部骨折のtelescopeを予測する因子として接触領域が有効であるといった内容でした。
発表翌日は、メンフィスへ移動しインプラント開発のディスカッションを行い解剖献体を利用した評価も行いハードスケジュールをこなし帰国しました。来年のORSは、テキサス州オースティンです。後輩にチャレンジさせ、昭和大学からの演題数が増える事を願っております。(安田知弘)