膝関節班|横浜・藤が丘で整形外科なら昭和大学藤が丘病院整形外科にお越しください

膝関節班

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診療班の概要・運営方針

膝関節班は、昭和大学藤が丘病院と昭和大学藤が丘リハビリテーション病院の両病院において、外来診療および入院・手術治療を行っております。対象となる疾患はスポーツ外傷・障害や変性疾患などであり、膝関節疾患全般を扱っております。

診察概要

膝靱帯損傷に対しては、前十字靱帯損傷に対する手術療法を中心に、スポーツ早期復帰を目標に加療しております。前十字靱帯損傷に対しては侵襲の少ない関節鏡(内視鏡)を用いて解剖学的二重束再建術を施行し、術後成績の向上に努めております。前十字靱帯再建術の入院期間は2週間で、スポーツへの完全復帰7~10ヵ月を目標にリハビリテーションを行っております。

半月板損傷に対しても関節鏡(内視鏡)を用いて、損傷した部分を修復する目的で積極的に半月板縫合術を行っております。また損傷の部位や状態によっては、正常な部分の半月板を可能な限り残す部分切除術も施行しております。軟骨損傷に対する関節鏡手術の症例も多く、骨穿孔術や骨軟骨移植術を行っています。そのほかの膝関節のスポーツ傷害に対しても、運動療法を中心に治療を行い、早期スポーツ復帰に役立てております。スポーツによるover use のための膝周囲の痛みに対して、運動療法やダイナミックインソール(足底板)療法を積極的に取り入れております。
変形性膝関節症に対しては、筋力強化などの運動療法とダイナミックインソールを用いた積極的な理学療法や、人工膝関節置換術、高位脛骨骨切り術等の手術療法を行っています。人工膝関節置換術は、コンピューター支援によるナビゲーションシステムを用いて、より正確な手術を施行しております。内側部分だけの病変の症例には、人工膝関節単顆置換術で対応します。そして、両側の著しい変形に対しては、両側同時に人工膝関節置換術を施行しています。可能な方には自己血輸血を施行し、できるだけ同種血輸血を回避する努力をしております。

最近5年間の平均の手術症例は、人工膝関節置換術約120例、人工膝関節再置換術約2〜3例、前十字靱帯再建術約80例、前十字靱帯再々術約2〜3例、半月板損傷などに対する関節鏡手術約120例、その他(膝蓋骨脱臼に対する関節制動術・高位脛骨骨切り術など)約30例程度であります。合計で年間に約320〜350例程度の手術を行っております。

研究概要

学会活動は、前十字靱帯と人工膝関節置換術に関連する研究を中心に、JOSKAS(日本膝・スポーツ・関節鏡学会)、人工関節学会、日本整形スポーツ学会、日本臨床スポーツ学会、日本関節病学会などに定期的に発表しております。国際学会参加もORS(アメリカ基礎整形外科学会)、SICOT(国際整形外科災害外科学会)、ISAKOS(国際膝・スポーツ・関節鏡学会)、ISTA(国際人工関節テクノロジー学会)、ドイツ整形外科学会、アジア太平洋整形外科学会など数多く発表し参加しております。

当院の取り組み

私共の膝関節班の特徴は、膝関節疾患全般の治療を行っているところであります。膝関節疾患の病態、特徴、治療に真摯に取り組み、スポーツ障害・外傷から年齢的な変化による変性疾患まで、膝関節に関わる全ての事に対して対応すべく努力を続けていきます。

メンバー紹介

准教授

高木 博

  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本体育協会公認スポーツドクター
  • 日本整形外科学会スポーツ医
  • 関節鏡技術認定医(膝)
  • 神奈川県サッカー協会医学委員
  • JOSKAS評議員
  • 日本臨床スポーツ医学会評議員
  • 関東膝を語る会世話人
  • 横浜スポーツフォーラム世話人
  • 神奈川Knee Osteotomy 研究会世話人
  • 東日本整形災害外科学会評議員
助教

川島 史義

  • 日本整形外科学会専門医
助教

加藤 慎

  • 日本整形外科学会専門医

手術件数

2013 2014 2015 2016 2017 2018
人工膝関節置換術(TKA) 150 131 125 137 132 141
人工膝関節単顆置換術(UKA) 9 15 24 9 12 12
人工膝関節再置換術 0 3 2 3 3 4
高位脛骨骨切り術 10 14 8 9 21 21
前十字靭帯再建術(ACL) 88 77 70 63 72 74
膝蓋骨脱臼制動術(MPFL) 2 6 4 4 3 5
半月板手術を含む関節鏡手術 123 104 105 86 74 60
その他 9 5 6 5 9 3
合計 391 355 344 316 326 320