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えにわ病院研修 -寒い北海道で温かく迎えてもらいました-

平成15年入局 渡邉 実 2014年10月1日~2015年12月31日

IMG_7581ご存知の方も多いこととは思いますが、えにわ病院は、股関節のみならず、脊椎、膝関節、肩関節も有名であり、年間総手術件数2500例を超える日本でも変性疾患を扱う病院としては有数の病院です。 
 股関節班の指導医は増田武志理事長はじめ、菅野大己院長、井上正弘先生、安部聡弥先生の4名でありました。 その4名の先生で年間約550例の股関節に悩みを抱える患者様を救っております。 
 勤務時間は朝7時前から、夕方6時ぐらいまで、月曜日から金曜日まで毎日一日平均3-4件の人工股関節を行っておりました。1週間の流れとしては、毎週火曜日に整形外科医、PT,OTが一堂に会し、先週1週間分の術後カンファレンスを行います。また金曜日には、整形外科医、麻酔科医、手術室看護師長、PT,OT放射線技師により、次週分の術前カンファレンスをおこないます。その数は膨大で、すべての患者の全身状態、合併症や、使用機種、体位などの確認を行います。 
はじめの6か月間は股関節班に4人の研修医がおり、北大、佐賀大、福岡大のとても優秀な先生ばかりで、いつも刺激をもらいながら仕事に勉強に楽しく過ごしました。Primary THAはもちろんのこと、 塊状骨移植THA、セメントTHA。Impaction Bone Grafting法を用いた再置換。サポートリングを用いた再置換。短縮骨切り併用THA。再置換も週に1-2件、どれも見たことないような、激しい手術でした。 両側手関節とも腱鞘炎となり、毎晩湿布を手放せなくなりました。11月下旬にはアスファルトは完全に雪で覆われ、氷の世界となります。年が明けるころには毎朝雪かきから仕事が始まります。雪国での生活の大変さを思い知りました。朝起きて犬の散歩に行くころは-15℃、初めて毛糸の帽子と手袋を買いそろえました。 
 あっという間に半年が過ぎ真冬日も少なくなってきました。4月より急に研修医の数が減り、私にとっては本格的な研修が始まりました。朝病棟に行く時間がどんどん早くなり、毎日毎日、多くの経験をさせていただきました。

週末土日はほとんど休みであったため、この一年三か月で北海道中を旅行してきました。 
函館、余市、積丹、深川、留萌、旭川、美瑛富良野、宗谷岬、網走、羅臼、知床半島、釧路湿原、阿寒湖、摩周湖、トマム、日高、襟裳岬、北海道の旅行雑誌に載っているような場所は、ほぼすべて家族旅行をしてきました。今までほったらかしにしていた、家族と多くの時間をとれたこと本当に幸せでした。
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一生出会わないような症例も、また出会いたくないような症例も多く経験させていただきました。
多くのrevision含めての経験は、今後の私の整形外科人生の中で大きな糧となりました。これからもえにわ病院の先生方のご尽力を無にすることがないように、臨床に研究に頑張っていきたいと思います。

最後に

朝から晩まで手術室に閉じこもり、多くの股関節疾患を治療するその一役を担なう経験は、本当に貴重であり、私の医者人生の中では最も充実した日々でありました。