春江病院に留学中の川島先生よりレポートが到着しました!

春江病院に留学中の川島先生よりレポートが到着しました!

平成22年入局 川島史義 2022年4月~

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春江病院に来て8カ月が経過しました。
中村立一先生の元で印象に残る点は、①骨切り部の骨癒合や安定性に寄与する周囲の靭帯,筋など軟部組織を大事にすること,②骨切りの際に種々の幅や硬さのオシレーターソー、マイクロソー、レシプロソー、ノミなどを場面に応じて使いわけること,③他の領域の技術が膝にも応用できること、特に肩関節の手術で使う縫合手技などは膝の半月板縫合でも有用であり、膝以外の分野の知識があることの重要性を認識させられました。
4月からの参加行事は、7月に福井市でのOAエキスパートセミナーにて、OWHTO※後のPF関節の変化,臨床成績についてのレビューを『レビューセッション』として発表させていただきました。9月の福井県北潟湖での『関節温存セミナー』で半月板縫合について講師として参加させていただきましたが、実技で上手くいかず恥をかいてしまいました。
10月に福井大学での『半月板縫合カダバーセミナー』で講師をさせていただき、初学者の先生相手でしたが、その際は参加の先生方からお礼を言ってもらい、中村先生からも『Good job』と言っていただき、思い出に残っております。
11月には藤が丘病院の膝班の先生方が春江病院にいらしていただき、元気をいただきました。有難うございました。
中村先生の元には様々な教科書執筆依頼や英語論文の査読依頼がきます。そのお手伝いをさせていただき、英語論文や教科書に私の名前が一部載せていただき、形に残る仕事が出来ることはとても有難く存じます。
毎週のように全国から見学の医師が来ます。春江病院に出来の悪いフェローがいるとか言われないように、完璧な助手などできるように努力はしておりますが、恥をかくところも多々あります。見学の医師と接するのはプレッシャーが大きいですが、あと四か月、恥をかかないよう、堂々と自信を持って接することができるよう、留学から戻ったあとは、与えられた場所で力を発揮して評価されるよう一日一日大切に結果が出せるように頑張りたいと思います。

※高位脛骨骨切り術(HTO)オープンウエッジ法

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交通アクセス

昭和大学藤が丘病院整形外科

〒227-8501 神奈川県横浜市青葉区藤が丘1-30
TEL:045-971-1151(代表)

昭和大学藤が丘リハビリテーション病院

〒227-8518 神奈川県横浜市青葉区藤が丘2-1-1
TEL:045-974-2221(代表)

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