整形外科医を目指した理由
若年者～高齢者まで、関節の疼痛や靭帯損傷、不全による日常生活への支障が、診察や手術治療で目に見えて良くなるケースが多々あることに魅力を感じました。健康年齢の向上に貢献できることにやりがいを感じます。整形外科は骨折など外科的な治療から骨粗鬆症や関節リウマチの投薬加療、理学療法のプランなど内科的な治療まで幅広く組み合わせて行います。骨軟部腫瘍以外の分野は生命に関わることは少ないですが、生活の質が目に見えて分かる分野は他にあまりないと考えます。
昭和大学藤が丘に入局した理由や医局の魅力
私を含め、他医局出身者、他大学出身者、中途入局に対して寛容であることに魅力を感じます。昭和大学以外の他大学、他医局出身者が多く過ごしやすいと感じます。
苦労した事、努力や工夫している事
整形外科領域は多岐に渡ります。その中で目の前の１つ１つの症例を大切にし、全力で調べたり考えたり取り組むことが、自分の能力、技術の向上に繋がると考えます。
現在までの取り組み・今後について
膝関節疾患を中心に取り組んでおります。保存加療であっても、疼痛や支障の原因が画像と一致しなかったり、典型的でなく手術加療に踏み切る勇気がない症例、手術加療後に患者満足が得られず苦悩する症例が少なからずあります。一つでもそういった症例を少なくすることが日々の目標です。
研修医の先生へのメッセージ
整形外科は体格の良い体育会系の男性医師が多いです。しかし、関節鏡手術等は女性医師も活躍のできる分野と考えます。他科のように是非女性医師も多く入局していただけたらと思います。
